本を読む、本と出会う

つれづれなるままに、これまでに出会った本の感想を記していきます。

将棋の渡辺くん

 

 

最近、何かと盛り上がっている将棋界。

その将棋界のスゴイ人の一人、渡辺明竜王の日常を、渡辺さんの奥さんが

漫画で紹介してくれる本。

 

私が渡辺さんに関して知っていたことと言えば、

「明君(※)は、あの羽生さんに唯一勝ち越してる棋士なんだよ。

 めっちゃ強いやつなんだよ。」(知人談)

ということと、テレビで将棋解説をしたり、ゲストに呼ばれてインタビューに答えたり

しているときのお姿を拝見し、やたら「クールで頭脳明晰な奴」感が漂う人、

ということだけだった。

 ※知人は、渡辺さんのことが好きすぎて、親しみを込めて「明君」と呼んでいる。

 

でも、そんなクールで頭脳明晰な奴が、実は無類のぬいぐるみ好きであるという

衝撃の事実を、私はこの本で知った。

あとは野菜が嫌いとか、言動がとても子供で、「クール」イメージとの

ギャップが・・・。いい感じです。

 

以後、テレビでお見掛けしても、「アンタ、そんな涼しげな顔してるけど

家に帰ったらぬいぐるみ達と遊ぶんでしょ」と心の中で突っ込み、

その姿を妄想する、という楽しみが増えた。

 

そんな渡辺さんの人柄がとても伝わってきて、渡辺さんファンには

たまらないと思われます。

また、将棋界の舞台裏というか、棋士ってこんな生活をしているのか~

ということも垣間見えて、面白い。

 

現在、2巻まで発売中。今年の夏に3巻が出る予定。

楽しみです。